いちめんのなのはな


染織家、志村ふくみさんの文章が好きです。
作品は、写真で拝見するだけなのですが、その美しさの根源を垣間見るようです。

最近、「しむらのいろ」 という本に出会いました。

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しむらのいろ 
 志村ふくみ・志村洋子の染織   写真 大石芳野    (求龍堂)

 美しい写真と文章のなかに、

   いちめんのなのはな
   いちめんのなのはな
   いちめんのなのはな
         ・
         ・

 と繰り返される、山村暮鳥の詩が紹介されていました。

ひらがなの丸みのきれいなならびに、自分の記憶にある菜の花畑が思い起こされます。
鮮やかな黄色、際立たせる青空。
言葉がつくる色が、たしかにあるんだと思いました。

色を大切に、ことばを大切にされているお母さんから娘さんへ、受け継がれた言葉のようです。



はかり知れない探求の道を歩まれて、いろんなことを示してくださっているお二人の本に
出会えたことを感謝しています。




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