やしゃぶしのいろ


やしゃぶしで染めた真綿を紡いでます。


やしゃぶしは、木々が葉を落としているこの時期、まつぼっくりをちっちゃくしたような実が枝にいっぱいついてて、遠くからでもすぐ見つけられます。(本州、四国、九州の山地に分布してるそうです。)
駅までの峠を越える路を運転していると、あっちにも、こっちにも!!気になってしかたありません。

漢字では、矢車附子と書きます。
夜叉五倍子の字をあてることもあるそうです。夜叉、つまりは夜の色=黒を染める染料として古くから
用いられてきたそうです。
鉄媒染できれいな黒が染まります。


黒もきれいですが、、やしゃぶしの金色が大好きです。銅媒染です。
うすく染めても、濃いめに染めてもやさしい金色で、いろんな色と相性がいいのです。


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植物は、たくさんの色をもっています。
植物からそのいのちいただいて、その色をいかに引き出すか・・・。それが 艸木染め なのかな 
と思っています。

染めるたびに、未だ見ぬ新しい色に出合える喜びがあります。



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染め上がった糸は輝いていて、その美しさに心が振るえます。

色は、いのちそのもの のように感じられます。



空気を包むように と、糸を紡いでいます。



美しい色を、ありがとうございます。


家具工房 艸朴舎 ホームページ http://souboku.petit.cc/
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