縫殿宮へ
縫殿宮へ御参りにいきました。
うちから30分くらい歩きます。
染色家の花田志乃婦さんに教えていただいて以来、ときどき御参りさせていただいています。
田畑が広がるのどかな里にある、ひっそりとした佇まいの神社です。
縫殿宮は、、
応神天皇のころに、大陸から四人の媛が織物や裁縫の技術を伝えるために招かれました。
そのなかのひとりの媛が宗像神の求めでこの地にとどまり、中国の高度な染色、機織り、
裁縫の技術を広めたそうです。
祭神は、この媛と応神天皇、神功天皇、大歳神です。この神社は日本最初の裁縫の神様
なんだそうです。
田畑の向こうに古墳群を眺めながら、てくてく。
この辺にくるたびに、邪馬台国のもとはここにあったに違いない・・・!って思うんだけど。
ため池に浮かんでたカモに逃げられながら、、てくてく。
石の階段をあがっていくと、いつも清清しさがあります。この集落の方々が、大切にまもってこられた神社なのがよく伝わってきます。時期を間違えた踊子草が咲いていたり、、野の草花が楽しいところでもあります。
帰り道、蝋梅の澄んだ香りに会いました。
御参りさせていただきまして、ありがとうございます。
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by souboku
| 2011-01-23 11:20
| 染め織りごと